スペシャルインタビュー

地域の人々と共に街で子育てをサポート。もりや子育てネットワーク「ままもり」の取り組みとは

もりや子育てネットワーク「ままもり」は、2011(平成23)年に産声を上げた。守谷市の保育園・幼稚園ガイドブックの制作からスタートし、現在では様々な子育てイベントを開催するなど、精力的に活動を行っている。2016(平成28)年には、ママが活躍する”まち”」プロジェクトに参画し、企業・行政とも連携するなど、ネットワークが拡がりをみせている。今回は、もりや子育てネットワーク「ままもり」代表の宮下嘉代子さん、理事の柳澤留美さん、メンバーの今野千秋さんに、地域で行う子育てについて伺った。

街で子どもを育て、温かく見守りつづける

「ままもり」代表の宮下嘉代子さん
「ままもり」代表の宮下嘉代子さん

――もりや子育てネットワーク「ままもり」の概要について教えてください。

宮下さん:「ままもり」は2011(平成23)年に発足しました。守谷市とその近隣エリアを活動範囲とした有志者による組織です。「地域の皆で子育てしていける社会を、自分たちの手でつくっていきたい」という共通の目的のもと、子育て関連イベントの開催や冊子制作を通しての情報発信など、幅広い活動に取り組んでいます。人口増加をつづける守谷市で、子育て世代をサポートしながら人と人とを結びつけ、より良い街にしてくための貢献ができればという気持ちで活動しています。

「ままもり」理事の柳澤留美さん
「ままもり」理事の柳澤留美さん

――「ままもり」は定期的にイベントを開催されているそうですね。

柳澤さん:大きなイベントは2つあります。ひとつが「木のおもちゃ広場」で、これは東京・四谷の「東京おもちゃ美術館」から2トントラック分の木のおもちゃを借り、子どもたちに遊んでもらうというイベントです。もう1つの「いいお産の日」は、「マタニティヨガ」や「ロディヨガ」、親子で楽しめるワークショップ、助産師・栄養士の相談会などを開いています。それと規模は大きくないものの、月1~2回程度「木のおもちゃ広場 mini」も開いています。

定期的に開催している「木のおもちゃ広場 mini」の様子
定期的に開催している「木のおもちゃ広場 mini」の様子

――参加された方の様子はいかがですか?

宮下さん:「木のおもちゃ広場」に関して言うと、熱心に遊んでいる子どもたちの様子から、木のおもちゃの良さを本能的に理解しているように感じます。また、大人にとっても木のおもちゃは魅力に映るようで、懐かしがったりして興味を持たれる方は多いですね。

子育てファミリーに嬉しい情報を積極的に発信

「ままもり」が制作した子育てガイドブック
「ままもり」が制作した子育てガイドブック

――お産・子育てに関するガイドブックを作成し、無料で配布していると伺いました。

柳澤さん:子育て世代であれば、保育園や幼稚園、小児科、産婦人科などの情報が気になるところです。また、小さな子どもを歓迎してくれるレストランや施設なども知りたいものです。そういった生活してみなければ分からないことを記載し、市役所や保健センターなどを通して配布しています。イベントの参加者のなかには、私たちが発行している冊子について触れ、「子育てに関する情報がたくさん載っていて大変便利でした。」と言ってくださる方もいます。そのような声を聞けるときは、私たちとしても本当に嬉しい瞬間ですね。

行政や企業と連携し、街全体で子どもを育む

「ママが活躍する“まち”」プロジェクト オープニングセレモニーの様子
「ママが活躍する“まち”」プロジェクト オープニングセレモニーの様子

――行政や企業とは、どのような形で連携しているのですか?

宮下さん:これから子育てを始める方へ向け、今後も活動を継続していくことを考えると、各団体と連携することは大切です。とくに行政との連携については、守谷市に声を掛けていただき、2016(平成28)年から「ママが活躍する“まち”」プロジェクトに参画しています。同年7月にはプロジェクトの活動拠点が守谷市松前台に完成し、オープニングセレモニーの際には「木のおもちゃ広場mini」や「ロディヨガ」を実施させてただいて、とても賑わいました。東京で活躍されていた方が多い街ですから、子育てサポートに地域の人々スキルを活かせるような取り組みをしていきたいと思っています。

「イオンタウン守谷」でのイベントの様子
「イオンタウン守谷」でのイベントの様子

宮下さん:また、地域の子育て支援センターは各所にありますが、出向く機会がない方というのは意外に多いものです。私たちは「イオンタウン守谷」などの商業施設を借りてイベントを開催することもあるので、買い物のついでなどに気軽に利用できるというのは、意味のあることではないかと思っています。

生活しやすく、子育てファミリーに優しい街

「守谷」駅
「守谷」駅

――守谷市の魅力を聞かせてください。

宮下さん:一番はやはりアクセス性ですね。つくばエクスプレスの開業で、都心部にアクセスしやすくなりました。大型商業施設のある三郷、柏の葉キャンパスも生活圏にあり、高速道路を使えば約30分。使わなくても1時間程度で着きます。守谷市は車社会ですが、運転されない方には市内循環バスがあるので、生活に困ることはないと思います。新しく移り住まれる方の多い街ですから、地縁のない方でも人と街に溶け込みやすいと思います。それ以外では、守谷市は農作に適した土壌だそうで、新鮮な野菜が手に入ることも魅力です。都心部にアクセスしやすく、自然がとても豊かな街ですよ。

家族みんなで楽しめる「イオンタウン守谷」
家族みんなで楽しめる「イオンタウン守谷」

――おすすめのスポットはありますか?

柳澤さん:小さな子どもを連れていくのなら「イオンタウン守谷」ですね。工場見学に興味があれば、「明治なるほどファクトリー守谷」や「アサヒビール 茨城工場」もおすすめです。それと、市内ではありませんが、天然温泉の「きぬの湯」もおすすめですね。

――最後に、今後の展望について聞かせてください。

宮下さん:私が生まれ育ったのはつくばみらい市ですが、そこで過ごした幼少期は、とても楽しいことばかりでした。それと同じような経験を、子どもたちにもしてもらいたいのです。社会人になり、たとえ街を出ることになっても、自慢できるような故郷であってほしい。「ままもり」の活動がその一助になるのなら、私たちにとってこれ以上ない喜びですね。

もりや子育てネットワーク ままもり
もりや子育てネットワーク ままもり

今回、話を聞いた人

もりや子育てネットワーク「ままもり」理事 柳澤留美さん(左)
代表 宮下嘉代子さん(中)
メンバー 今野千秋さん(右)
URL:http://mamamori.net/
※この情報は2016(平成28)年10月時点のものです。