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守谷市立黒内小学校 校長 吉成行夫先生インタビュー

守谷市立黒内小学校 校長 吉成行夫先生インタビュー

緑豊かな環境で「知・徳・体」を養う教育
伝統工芸から英語まで、幅色い体験を通じて学ぶ

守谷市内に9つある公立小学校のうちでも、「守谷」駅からもっとも近く、近年の人口増加が著しい地域を学区に含む「守谷市立黒内小学校」。広いグラウンドの周囲には多くの樹木が茂り、学習環境としては申し分のないロケーションだ。訪問した際には、敷地の片隅では校舎増築のための工事が行われており、近い将来の児童数増に備えていた。今回は夏休み期間中の学校にお邪魔し、吉成校長先生に、黒内小学校と特徴と将来への展望、守谷市の街の魅力などについてお話をうかがった。

まず、学校の歴史や特徴についてお教えいただけますでしょうか。

黒内小

「守谷市立黒内小学校」は今年で創立35年になります。もともとは、「守谷小学校」から分離したのが始まりです。2013(平成25)年7月現在の児童数は455名で、1、2年生は1学年3クラス、3年生以上はで2クラス編成で、年々児童数は増加傾向にあります。

特にここ数年の児童数増加率は際立っております。つくばエクスプレス(以下、TX)「守谷」駅が近い、ということも本校の特徴のひとつでして、TX開業以来、周辺のマンションや住宅地からも多くの児童が通っております。また、現在松並地区などでも開発が進んでおり、そこが完成すると、その範囲が全部本校の学区内になりますので、これから2、3年後には児童数がまた急増するのではないでしょうか。それに備えて本校では、現在第2校舎の増築を進めています。

学校周辺の環境に関しては、駅からも比較的近い場所にある便利な立地の小学校ですが、校庭の横には「土塔森林公園」があり、緑が多い場所であるということも特徴かと思います。

「黒内小学校」の教育方針の特徴についてお教えください。

黒内小

一つは、これはどこの学校でも定番かもしれませんが、「知・徳・体」ですね。“学力”、“心の教育”、“体力”ということで、この3つのバランスを大事にしたいと思っています。
二つ目は、「緑豊かな環境を生かした教育」ということです。黒内小学校は自然環境的にも素晴らしいですから、そういう環境を生かして、子どもたちの情操教育を行っていきたいと思っております。 たとえば、正面玄関の脇に、幅20メートルくらいの大きなゴーヤのカーテンがあったかと思いますが、毎年のように子どもたちがゴーヤを見事に育てているのが本校の自慢なんです。他にも、5年生は校内の「ミニ田んぼ」で“田んぼ学習”をしますし、校内のあちこちで、理科や総合の学習に関連付けながら、植物栽培を体験するようにしています。
三つ目には、「学力向上」という面です。ひとつは、朝の時間を利用して「ぐんぐんタイム」というものを実施しています。ここでは“ステップ学習”という形で、算数を中心にしっかりと基礎の力をつけさせるように、職員が一丸となって取り組んでいます。担任だけではなくて、他の職員も協力体制をとって行っています。 このほか、夏休みの午前中を使って、「学びの広場」という補習授業も行っています。これは4年生と5年生が5日間、算数の補習を行うという取り組みです。ここでも全職員が分担しながら、なるべく個別に見てあげるようにしております。
四つ目は、「徳」という部分です。これは具体的には、まず“あいさつ”ですね。「あいさつ守谷一」ということで、“守谷で一番あいさつのできる学校になろう”ということを目標に、子どもたちと一緒に取り組んでいます。このほか、掃除についても特に一生懸命に取り組んでおりますし、「読書」にも力を入れていまして、1年間に50冊を読むという方針で取り組んでいます。

授業の内容や学校行事について、「黒内小学校」ならではのものはありますでしょうか。

黒内小

秋になると本校の「黒内まつり」という祭りがあるのですが、この時にはなかなか面白いことをやっています。例えば、外部から“ゲストティーチャー”を招いて、さまざまな体験活動を実施しています。

黒内小

去年は全部で14のブースに分かれて、地域のボランティアの方と、たこ作り、わら細工作り、竹とんぼ作りなど伝統的な工作をしたり、筑波の研究施設の方や一般企業である「東部ガス」の方などが科学実験などを一緒に行ってくれました。この体験活動がなかなか人気で、本校の特徴ある活動のひとつになっています。

「たてわり班」とはどんなものでしょうか?

黒内小

「たてわり班」というのは、本校の伝統的な低学年と高学年の交流を目的とした特別活動の一つです。教員の方で1年生から6年生をたくさんの数に割り振りをしまして、子どもの希望ではなく、教師の方で「班」を決めます。こうすることで、自然と色々な年齢や考えをもった子どもたちが自然と交流することができます。 活動内容としては、毎週火曜日に「たてわり班」ごとに分担を決めて清掃を行い、2か月に1回ほどの頻度で「あそびの時間」を設定してドッヂボールや鬼ごっこをして楽しんだりしています。

子どもたちの様子を教えて頂けますでしょうか。

黒内小

私は守谷市内では「黒内小学校」が2校目の勤務になるのですが、明るい子が多いですね。ただ、みんなの前に出ると、少し恥ずかしが屋になってしまう子も多いのですが。もともとは小さな学校でしたので、その影響なのかもしれませんね。ただ、「明るく素直」という部分は、上級生も下級生も変わらないここの子どもたちの魅力だと思います。

保護者との関わりや、連携体制についてお教えいただけますか?

黒内小

一番にはPTA活動ですね。PTA活動では、保護者の方が会員相互の交流を熱心に行っておりまして、1年生から6年生までのそれぞれの学年のPTAで自主的な“サークル”活動をしています。例えば、必ずどの学年でも入ってくるのが、「給食の試食会」です。子どもたちがどんな給食を食べているのか、ということを体験したり、また、市内の給食センターの見学に行ったりもしています。その他にも、講師を招いてヨガの講習会をしたり、野田のしょうゆ工場まで行って見学会をしたり、ユニークなことも色々とやっています。親子イベントではなくて、あくまでも保護者だけでの活動ですので、こういったものは珍しいのではないかと思います。PTAがそのように組織としてのまとまりがあるので、運動会や奉仕活動など学校企画の際にも、非常に協力的です。

地域の住民や自治会などとの関わりには、どんなものがありますでしょうか。

黒内小

地域とのつながりとしては、先ほど申し上げた「黒内まつり」の時に、地元のおじいちゃんとか、おばあちゃんとか、そういう方々にわら細工や竹細工の講師として来て頂いたり、ということは伝統的に続いています。不用品を集めたバザーなども行っており、品物を提供して頂いたり、買いに来て頂いたりといった繋がりもあります。
あとは地域のお祭りですね。これは本校に限ったことではありませんが、駅の近くに「八坂神社」という神社があり、この祭礼の時には、各町内ごとに山車を出してお囃子や「ひょっとこ踊り」などをして盛り上がります。このお祭に参加する子どもが多いんですよ。われわれ教師は、PTAの方などと一緒に、地区巡視という形で子どもの安全を見守る役割として関わっています。 あとは守谷市の社会福祉協議会、各地区の区長、民生委員などが連携して、地域の挨拶運動をしています。この前も一週間、学校の門のところに立って活動しておりました。これは本校だけではなくて、守谷市全体を「挨拶のできる街」にしていこうという、守谷市の方針なんですね。

最後に、守谷市の魅力について教えてください。

黒内小

私は校長ですので、教育という面から言わせていただければ、一番はやはり、教育環境の充実ですね。施設・設備面、人的な面とも、守谷市は非常に教育環境が整っているという印象を持っています。 守谷市内の各学校に「ALT」(外国語指導助手)が1名ずつ常勤で配置されて、既に13年目になっています。守谷市の小学校では、1年生から6年生までの全クラスで週に1時間の英語授業があります。これは茨城県でも、守谷市だけの特徴になっています。全国的に見ても珍しいのではないかと思います。また、守谷市独自の制度として、よりきめ細やかな指導ができるよう、1・2年生の児童数が多いクラスに副担任を配置しております。これらのことが子どもにとって、大きなプラスになっていることは間違いないでしょう。

教育以外の面でいいますと、守谷市自体とても「住みやすい」場所ですね。お店も近くに沢山ありますし、駅も、学校も近くにあるんです。TXを利用すれば、東京までの通勤もさほどかかりません。そもそも、市自体がそんなに広い面積ではないのですし、6万の人口に対して小学校が9校、中学校が4校ありますので、どこに住んでも、家と学校がとても近いんですよ。生活面でも子育て面でも、非常に便利な街だと感じています。

黒内小

今回、話を聞いた人

守谷市立黒内小学校 校長 吉成行夫先生

所在地:茨城県守谷市百合ヶ丘2-2349
電話番号:0297-48-5976

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